2017年6月26日月曜日

スタッフ紹介 しょーりん

こんにちは。きみっしょん5年生の「しょーりん」こと増田紘士です!
昨年のきみっしょんの一幕。5人のスタッフのうち、真ん中の似顔絵に一番似ているのが私です(!)

所属

「東京大学大学院 工学系研究科 マテリアル工学専攻」の博士3年生(大学院5年生)です。
参考: http://www.material.t.u-tokyo.ac.jp/graduate/

「宇宙構造材料」を専門とする佐藤研究室に所属しています。
参考: http://www.isas.jaxa.jp/home/sato-lab/


趣味

 小学2年生のときから空手を続けています。相模原市内の公園で一人で稽古をしたり、月に一度は地元の京都に帰って小学生のときから通っている道場で師匠と稽古をしています。今年で19年目、趣味というよりはライフワークのようになってきました。やはり、私の武闘派(?)なきみっしょんネームもこの辺りからやって来たようですね。。。

研究内容

 私の専門分野は『材料科学』です。材料研究の魅力は、新たな素材を開発することで、今までの常識を覆すような思いもよらない技術が生まれるかもしれないことだと思います。例えば、「カーボンナノチューブが実用化できれば宇宙エレベータができるかも…」なんて話を聞いたことはありませんか?材料研究は、技術的な世界を大きく広げるためのトリガーなのです!

 カーボンナノチューブの話は特に有名ですが、その他にも世界を変えるような力を秘めた材料はたくさん眠っています。例えば、私が研究している「超塑性(ちょうそせい)合金」は、高温でゆっくり力を加えるとどこまでも塑性変形することのできる特殊な材料です。例えば、下の写真はチタンの超塑性合金を引っ張った例で、軽くて強いチタン合金をもとの長さの数十倍にまで引き延ばすことに成功しています。ちなみに,普通のチタン合金だと,もとの長さの1.1倍から1.2倍に引き伸ばすので精一杯です。凄いですよね!?
出展:中東潤,吉村博文,日本金属学会誌,65巻 (2001) pp. 1096–1103 

 超塑性合金を使うと、巨大で複雑な形をした構造物を一枚の板材から自由自在に成型できるので、溶接や締結(ボルトどめやネジどめ)が要らなくなります。溶接部や締結部といった弱点をなくせば構造物は強くなりますし、部品の数が減るので軽くもなります。例えば、現在のロケットは100万点近い部品からできており、それらの繋ぎ目の全てが弱点だといえます。これらの弱点を、超塑性合金を使って減らすことができれば、ロケットの性能を高めることができるはずです。ロケットの他にも、人工衛星、航空機、自動車など、「強さ」と「軽さ」が同時に求められるところで超塑性合金の活躍が期待されています。

意気込み
 今回のメンバーでなければ出来ない刺激的なミッションを生み出しましょう。その瞬間は、5日間という限られた時間の中で、お互いの意見を衝突させ合いながら、全員で辛抱強く考え抜いた先に待っています。僕たちスタッフにもどう転ぶか全く予想できない、その場でしか生まれることのない化学反応を味わってください。やみつきになりますよ?今
年もそんな瞬間に立ち会えることを願っています。一緒に楽しみましょう!

しょーりん
                               

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